全道議員研修会

北海道で活動する議員・議員候補者を対象に全道議員研修会が8月21日、22日の二日間、市内で開かれました。立教大学名誉教授である浅井春夫さんによる「子どもの貧困と自治体・地域でやるべきこと」という講演では、修学旅行の積立金を崩して生活費に充てる家庭や、中学生で総入れ歯にせざるを得なかった子どもいるなど深刻な実態と、現在の経済と労働政策の下で貧困が進行する「第二次子どもの貧困ブーム」が起きていると報告されました。こういった問題を解決するための取り組みの一つとして挙げられた「朝食クラブ」の話が非常に気になりました。イギリスでは経済的な事情で朝食を食べられない児童を対象に、小中学校で授業が始まる前に朝食を安く提供しているそうです。日本でもすぐに全校とはいかなくても、特定の学校を対象に実施してみてはどうかと提起されました。

二日目に行われた「介護問題」の分科会では、共生社会の名の下に介護職員ではなく、資格のない地域住民や老人クラブなどがボランティアとして介護が必要な住民を支える仕組みが作られていることについて。他の自治体ではボランティアの担い手がいないために、80代の女性にまでボランティアをやらないかと声がかけられたという話には大変驚きました。

第二次安倍政権誕生から3.3兆円の社会保障費が削られた一方、防衛費は4,000億円増え5.1兆円にもなっています。国の社会保障削減路線を転換させると共に、各自治体で住民生活を守るための活動が重要です。今回の研修を糧に、市議会でも実践する決意です。

Published by