資本主義をのりこえて新しい社会へ

9月、「アホノミクス」で有名な浜のり子さんの講演を北海学園大学でききました。大切だと思ったのは「いまの日本経済において強化すべきは成長でも競争でもなく分配だ」というお話です。
バブルで景気の良かった時代は一万円札を振ってタクシーを止めたなんて話がありますが、いまはお札が空を切るよりもたくさんのタクシーが列をなしている姿をよく見かけます。給料や年金は少なく物は高い、景気は良くないと感じている人が大半ではないでしょうか。他方、大企業はバブル期の2倍の利益を上げており、冬のボーナスは過去最高、内部留保も463兆円と過去最大です。まさにあるところにはある、一人勝ちといった状態でしょうか。
このような矛盾や格差の拡大が世界で大きな問題となっています。家計資産合計の7割を上位10%の富裕層が独占するアメリカでは、大統領選挙の候補者が富裕税の導入を提案し話題になっていると同時に、学費ローンの返済や低賃金に苦しむ若者を中心に社会主義に関心を持つ人が増えています。
持てる者はそれ相応の税負担を、儲かった企業は労働者への賃金を通して社会に還元する。この当たり前の仕組みを壊してきたのがルールのない資本主義です。
壊されてきた税と社会保障による再分配機能を取り戻すべきです。浜のり子さん曰く、私さえ良ければという考え方から抜け出すことが新しい社会への一歩です。社会主義がタブーではなくなってきた時代に日本共産党と一緒に希望を語りませんか。

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